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これまた自己満
thegazette 投稿 - 2010/12/20 更新 - 2011/07/22 0 Comments 375 Views
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千切れた片羽の蝶の様に 空仰ぎ
蝕まれてゆく感覚だけが 私を侵していた

罪を抱きとめるその腕が 私に
触れられないとしても

彼方で 舞い散る
私の姿 焼きつけて
届かない言葉なら
もう 要らない

廻る運命に縛られ 縺れては
継ぎ接ぎだらけの精神が 私を奪ってゆく

待ち続けた永遠にも似る 時間が
報われないとしても

傷付き 消えない
深紅の翼 解き放つ
止まった時間が
動き出す

絡まる罪の糸 動けない私をその手で壊して
滲んで 忘れてしまう前に
抱き寄せる君の温もりが温かかった

彼方で 舞い散る
私の姿 焼きつけて
届かない言葉なら
もう 要らない

重なる 翼
二つは一つに融けてゆく
掴んだこの手は
もう 離さない
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