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12ad543 投稿 - 2019/03/25 更新 - 2019/03/25 1 Comments 218 Views
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yumemigati3
僕にはなにも救えやしない
震えるあのコイヌさえ
おくびもなくバカにする声
いつのまにか聞き続けていた

もしあの子だったら
もう違う道を進んでいたかな
もしあの子だったら
ただやり過ごさずにいたかな

苦しいって叫んだとして
誰もいないさびしさ
増えていく日々のため息は
透けていて何もないから

もしあの子だったら
こんな僕をしかりつけるかな
もしあの子だったら

こんな僕の手をひいてくれるかな
もしあの子だったら
もう考えるのをやめなきゃな
もしあの子だったら…
もう君は隣にいないんだから

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1 Comments

yumemigati3yumemigati3
2019/03/25
ぐるぐると停滞する思考を実に上手くと言うか、破綻無く表現してる気がしました。
突き刺さるような無力感がタイトル通りで、完成度の高さを感じました。
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