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わかってるつもりの世界は自分にいつも冷たいんだ。
qon00423 投稿 - 2019/03/11 更新 - 2019/03/11 0 Comments 180 Views
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白白-バクバク-


私は 空白な毎日を生きる

私は空白に生かされている
何もないけど 何かがないけど
胸の穴がわからないまま なんだ




昔から 思った事は口に出せなくて
距離感の測り方だけ上手くなって
わかった気になって その実 空っぽでさ

損得なんか振りかざして 鼻についた香水は
なんでも振り撒いて 嗅がしては嗚咽ばっか


なんにもわかってないなぁ
なんて自分が一番わかってんだって

私は空白に生きる
私は空白に生きる
私は空白に生きる
今の自分が 昔の積み重ねだとしたら
笑うしかないなぁ なんて

私は 息を吸って
私は 息を吐いて
私は 息を殺した

もがいた先に 手を伸ばした先に
欲しいもんなんて ないないないなぁ



許して欲しい物なんてなくて 壊した心のドアに鍵をかけて
自分の愚行は見ないふり
ドメスティックな 思考は健在

構ってちゃんと労って なぶり殺しも大概に
黙ってっちゃわからないよ
そんなフリだけに気づいてももう遅い遅い遅いよ

そんな事わかってるよ
なんて言った自分が一番わかんないや

私は空虚を生きる
私は空虚を生きる
私は空虚を生きる
昨日の自分が指を向けて笑うんだ
ちゃんと出来なくなった自分を笑うんだ

私は虚空を見つけ
私は虚空を受け入れ
私は虚空に座した

何が言いたいかもわからないね
生きる意味も無くてもう辛いlie lieや



見損なった心の欠片は鋭くて
触った指から液が流れて
空っぽの脳ですら鮮明に
涙を思い描けるように

君を傷つける世界が嫌いで
守ってるはずが君を傷つけて
色彩を欠いた両の目は
それを許さない



私は 知らなかった


私は 知りたくなかった


私は 知りえなかった


それは 逃げだった


限りある時間を許したくなくて 不条理な空白に私を埋め込んで 弾き出た結論は
空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚空虚

それでも生きることを制限された世界は
それこそ死ぬことを抑圧された世界は

虚空と反転 その思慮は また誰かをえぐった
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