故郷の町 赤いボールが沈む頃に
地に落ち着く 暗がりまで海を眺めた
波の音や 風の音が響き出す夜
記憶の奥 手が届かない隙間から
君が僕を 見つめながら呟いてる
ねえ どうして僕は孤独なのだろう
ねえ どうして君も孤独なのだろう
悲しみが やがて溢れても
誰しもが 拾ってくれない
眠い目 こする僕は
またひとつ 後ろめたさを生んだ
ノーギャランティ 君が僕の夢に現れ
君の黒い 影が奏でるメロディライン
触れる熱い 手と吐息で天を仰いだ
君のこぼす 声で僕は慰められる
最後の夜 いつだってそんな覚悟で
ねえ どうして時は戻らないのか
ねえ どうして君は商品になるの
悲しみが やがて濃くなって
溶かせない 僕のマドラー
朝日を 仰ぐ僕は
愛に飢え 後ろめたさを忘れた
地に落ち着く 暗がりまで海を眺めた
波の音や 風の音が響き出す夜
記憶の奥 手が届かない隙間から
君が僕を 見つめながら呟いてる
ねえ どうして僕は孤独なのだろう
ねえ どうして君も孤独なのだろう
悲しみが やがて溢れても
誰しもが 拾ってくれない
眠い目 こする僕は
またひとつ 後ろめたさを生んだ
ノーギャランティ 君が僕の夢に現れ
君の黒い 影が奏でるメロディライン
触れる熱い 手と吐息で天を仰いだ
君のこぼす 声で僕は慰められる
最後の夜 いつだってそんな覚悟で
ねえ どうして時は戻らないのか
ねえ どうして君は商品になるの
悲しみが やがて濃くなって
溶かせない 僕のマドラー
朝日を 仰ぐ僕は
愛に飢え 後ろめたさを忘れた
9 Comments
2019/03/06
最近、友人が
「愛に似た愛は、もはや愛と言っていいんじゃないか」
という言葉をツイッターで呟いていて、
この詞を読みながらそんな言葉を思い出していました。
うしろめたさがまた、甦ってくる頃、何を思うのでしょうね。
あと
”ノーギャランティ”
この言葉が良くも悪くも浮いていました。狙い通りなのかな。
2019/03/06
イメージが広がるものを書けたのなら、とても良かったです。
ストレートなら、もっと生々しく汚い詞になっていたと思います。
片仮名を使う頻度は多くないので、アクセントになればと思いました。
2019/03/07
goodありがとうございます。励みになります。
2019/03/07
ヨーロッパ映画のワンシーンみたいですね。
沈黙で語る的な。
ジャズとかオシャレな楽曲が似合いそうです!
2019/03/07
使われている横文字、どれも効果的だと思います。
雰囲気のある、美しい世界観の詞ですね。
2019/03/09
コメントありがとうございます。
ヨーロッパ映画は、個人的に「悲」より「哀」を強く感じるので好きです。
主張よりも読み手の方が思い浮かべる情景や雰囲気を大切にしたかったので、良かったです。
2019/03/12
励みになります。
2019/03/14
2019/03/15
まさにそんな雰囲気でした。