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灰帝シリーズ プロローグ。 全てはここから始まり終焉りを刻み始めた。
qon00423 投稿 - 2019/02/22 更新 - 2019/02/23 2 Comments 183 Views
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tamayama3
GLAY



瓦礫街に広がる 災害 幸い 不幸はなく
列為す 街路地 息を飲んで そっと扉叩いた




真っ黒 凱旋 参戦 清く正しく 言葉かいつまんで 開く口は白黒混じりで 色褪せる 灰



サラサラと

追いかけて走って叫んでほら
君の名 忘れたんだ

どうせどっちにも転がれない 回れない


静と動の境界線




クルクルと 回る廻る色彩 艶やかに 全てが混ざり合い 灰色へ向かう

土埃舞ってほら 君も躍り狂って 明かす夜明け 夜更けの約束を ここで果たそう

さぁ



灰の手を握って








傀儡 そう再来 君は笑って全てを自分の責にして埋もれるだろ 涙は砂に飲まれて 焦がれて 削がれた 殺意がほら 乱舞



そんな街に 君はイタ




カラカラと 鳴らす鳴らす歯車 一線を越えた先に 知った 口約束

灰夜にそっとほら 僕の生命を還して廃して 足して 君を作って 泣いて 吐いて 後悔


カラカラと鳴った 胸の鼓動は瓦礫に囲われ 空に落ちる 駆動停止

あんなに青かった 空が灰色へ 変わるのは 君が吐いた


最善の重罪ならば










君の白い瞳を 綺麗と罵り


黒い腕を掴み 確かめる



「君は確かに ここにいる」




灰色の






君が君が 呟いた 灰色の日々 終焉の終末 演じ続けた

全てが枯れ果て 途絶えるその時まで この叫びは



クルクルと 回る廻る 螺旋 色のコントラストは塗り替えられた 白と黒 混ざる灰色

狂気の乱舞 荒み鎮まる幕引きの手向けを 夜更けに


カラカラと鳴った ネジ巻き仕掛けに
生命の崩壊(おわり)を漂わせ候
罪滅ぼし 夢幻 と涙添えて 命 手放す


灰色の声を君に放つ





2 Comments

tamayama3tamayama3
2019/02/23
最終にしてプロローグ。
となるとこの「GLAY」が序章で5014年の灰帝世界へ突入し無限ループが楽しめるということでしょうか。
近未来の荒廃した世界を描いていると理解しておりますが語彙力たるや凄まじく
所々難解で意味を調べながら笑 必死にくらいついてきましたよv
圧倒的な筆力をまざまざと見せつけられたシリーズでした。
「最善の重罪」という言葉がとてもしっくりきました。
怖歌のアンコールにもお応えいただき恐縮ですが、今後も色々と楽しみにしております。
qon00423qon00423
2019/02/23
玉山さんコメントありがとうございます(๑╹ω╹๑ )

最善の重罪。選んだ最前ですらも重罪に他ならないという悲しい世界でございますが、気に入っていただけて何よりです。そして




実は最終を匂わせながらの最終ではないという。


次回 灰帝fear no Another 突入
貴方は本当の最後を まだ知らない





(๑╹ω╹๑ )←ただ言ってみたかっただけ、あ続くのはほーんとう。
ここでプロローグ挟んでサイドストーリーを噛ませるという。
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