夕焼けの匂い 空を包んで
さよならの後で もう一度会おう
泣き虫な君は今日もママの帰りを待つ
ベランダでは天使と悪魔が睨めっこ
いつ頃なくしたのかな 甘いメロディー
無理やり笑っても お見通しだよ
明日に素敵なおまじない 届くかな
迷子の鼻歌 泣き声に似てる
さよならの後で また会えるよ
泣き虫な君はママの作るスープが好き
忘れないよ 君が覚えてる間は
いつ頃拾ったのかな 優しいメロディー
心の奥底まで染み渡っていくよ
明るい夜なら 寂しくないよね
シャラルラ シャラルルラ
シャラルラ シャラルルララ
シャラリラ シャラリルララ
いつ頃覚えたのかな 悲しいメロディー
ママはもうすぐ帰ってくるさ
それまでもう少し もう少し
さよならの後で また会えることを
信じて歌おう もう一度歌おう
6 Comments
2019/02/11
読んだだけだと少し難解な気がしますが、
メロディー次第ですごくドラマチックになりそうですね。
説明過多になりすぎないバランス感覚とか、好きです。
あと、Cメロになるのかな、シャラルラ~の部分はちょっと気づかされました。
こういう手法もあったか、と。
2019/02/11
さくさんもこういうの得意ですからね。ぜひとも機会があれば真っ向勝負していただきたい。
タイトルってその詞に命を吹き込むってぐらい大事な場合がありますよね。ノスタルジアオレンジは正にそれですね。
2019/02/13
10年前にはすでに読み手にある程度ゆだねる手法をお持ちだったのですね。
ロックオン手法オンリーの自分としては羨ましいかぎりです。
夕焼け ママ スープ など郷愁を思い起こさせるワードに
甘い 優しい に加え「悲しい」メロディをもってくることでノスタルジー感が一気に増してくる。
猫好きな自分としては子猫の姿が浮かびます。
いや、子猫でしょ。子猫ですよね! 子猫って言って!!!笑
2019/02/14
コメントありがとうございます。
自分の頭の中には映像というか、絵本みたいなイメージがあって。
私の中ではファンタジーと憂鬱は同居していて、それを表現したかったのだと思います。
シャラルラの部分は10年前の自分だから書けたのかなぁ。
マンボウ君
これ、書いてしばらくタイトルなかったんです。
でも、当時自分にとって大切だった女の子がいて、読んでもらったら
これは「ノスタルジアオレンジ」だと言ってくれて。
まさに、命が吹き込まれたなと感じた瞬間でした。
元気にしているといいな。
玉山さん
子猫といっていいでしょう!笑
これ、「会おう」って言葉をリフレインして使っているんですが
リフレインする事で、もう会えないんだよって伝えているんですよね。
そこが恐らく肝なんだと書き手としては思っています。
2019/02/17
当時大切だった女の子がタイトルをつけてくれたというのもステキなエピソードですね。
2019/02/19
自分も書いてて違和感がなかったので、ズレがなくて良かった。
なんとなく美談っぽいですよね笑