君に恋をして僕は良かったと
今は言える
君がそっと部屋を出て行くのを
僕は眼を閉じて
扉の閉まる音を聞く
冷たい風が少し部屋に流れ込む
好きにならなければ
分からなかったこと
たくさんある
それはどれも大切なこと
机の上に置いてあった手紙には
さっき僕が思ったこと
書いてあって
当たり前になっていた君の存在を
失うこと急に怖くなって
電話やメールじゃ無理で
部屋を飛び出した
扉の外には まだ君はいて
ごめん やっぱり無理だって
泣いていた
君と僕はきっと
どんなに遠回りしても
辿り着く場所はきっと同じだから
ごめん 僕もやっぱり無理だって
君を抱きしめた
どうしても離れられない人がいる
割り切れないもの
出会って くっついて
恋も愛も終わっても
もっと深い力で
あなたといたいと思う
冷たくなった頬の涙
首すじに流れて
もう一度 ごめんって謝った
6 Comments
2019/02/09
もっと深い力で
あなたといたいと思う
久々に刺さりました。GOOD。
2019/02/10
構成が独特なのでメロディは難しそうですが、流れるような物語とメロディが合えばとても素敵な作品になるなぁと思います。
自分もさくさんと同じ部分好きです。
2019/02/12
愛でも恋でもなくても、もう一緒にいるのが当たり前。
そんな関係もあるのでしょう。
2019/02/12
2019/02/12
2019/02/12