君に会いたくて 飛び出した
歩いて行ける距離
それは過去の話
君に会いたくて 飛び出した
自転車で行ける距離
それも過去の話
ぼくの世界は君だけで
でもそれでは生きていけなくて
視界が広がって
見失いやすくなって
君に会いたくて飛び出した
車で行ける距離
それは過去の話
君に会いたくて飛び出した
空から行ける距離
それも過去の話
ぼくの世界は広がって
もうこれは社会と呼ぶようになって
色気もなくて
歯車の1つになって
もう探さないよ
確率の話
いつか会うときもあるだろう
時が経てば
僕らにその役割があれば
そうやって社会はまわってる
もう探さないよ
確実な話
いつか会うときもあるだろう
時が経てば
僕らにその役割があれば
そうやって社会はつくられる
君に会いたくて飛び乗った
すぐに会える距離
早く帰ろう
その役割を果たしに
2 Comments
2019/01/20
そんな成り行きがよくわかるよい作品だと思います。
社会の役割として、二人が巡り会うべき二人なのであればまたいつか巡り会うのでしょうね。
2019/01/23
「運命」とかは疲れた社会人にはちょっとむず痒いですからね。
これ一応ハッピーエンドになっているつもりです。
私の書き方が不足してますね…精進いたします!