そんなことをふと思う
言葉にしたくて巡る夜
さっきまで真っ白な紙が
すぐに汚れてしまうように
とめどなく溢れ出すのは
特に特別なものではないけど
目紛しく過ぎる今日や明日が
輝き出すのはそのせい
あなたは普通のことだって言うけど
ぼくにはそれが信じられないや
このなんでもない夜に朝を
連れてきたのはあなたのおかげでしょう?
ねぇ
そんなことをふと思う
あなたはどこにいるんだい?
手持ち無沙汰 記憶は彼方
味気ない食事は済んだ
また会いたいな また会いたいな
そんなことばかり考えて
くだらない歌をつくったんだ
ねぇ 聴いてくれるかい?
あなたは普通のことだって言うけど
ぼくにはそれが信じられないや
このなんでもない夜に朝を
連れてきたのはあなたのおかげでしょう?
ねぇ
そんなことをふと思い出しては
とめどなく溢れ出すもの
そっと拭って また歩き出すうち
なんでもないやって笑う
あなたに向けて笑う
2 Comments
2018/11/18
まあ、それはそれとして。
微妙な心理をうまくストーリーに落とし込んでますね。
2018/11/19
コメントありがとうございます。
箸休め的に、自由に書いた作品なのでメロないです笑
でも弾き語りっぽいですよね。。気が向いたらで…笑