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雨が降っている間だけ、君に触れる事を許して欲しい
nyori 投稿 - 2018/10/18 更新 - 2018/10/18 0 Comments 225 Views
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降り始めた雨はいつも急で
天気予報にはない結末を運んでく
風吹いて 傘もないまま歩いてる
君は何処かで震えてないかな

重ならない視線の先で待つ
自分から逸らしてるのに気づいてる
"あと少し"それも知らん顔で
友達と話して笑っている

止まることを知らない
強い心があったなら
ないものを描いてまた
ため息をこぼす
独りになるのが怖いから

降り止まぬ土砂降りに打たれ
濡れた頬伝うのは 何の雫か
この汚れたカラダじゃ愛せない
そう言い聞かせて 雨はまた強くなる
君のもとにも

弱いから嫌いなんじゃない
自信からないから踏み止まってる
ほんのわずか 傾いた想いを
ずっと待つと決めた

早くなる吐息
もう止めることはできないのに
届かないと決めつけた
ため息をこぼす
独りになるのは怖いから

降りしきるシャワーのような雨
濡れた髪解けて 水が滴る
この汚れた両手じゃ拭えない
その肩触れるのも 憚られる
雨よ止まないで

たった1秒でも ほんの一瞬でも
君のもとに居たいと願う
雨が降ってる間くらいなら
強くなれる気がした

この土砂降りの中歩く
濡れた頬伝うのは 何の雫
冷たいカラダに触れる温もりに
縋ることすらできないのなら
この汚れたカラダじゃ愛せない
そう言い聞かせて 雨は強くなる
雨よ止まないで
君のもとまで
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