作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

窓の外を彩る春の風
切りすぎた前髪が やけに気になる
吹き抜けたその先に

視界に広がる 新しい街
今日から暫くは ここで過ごそう
夜も朝も昼も 屋根から見下ろす街は
ここが平和であることを 示していた

穏やかな空気に浸してくたびに
胸の奥が少し痛む
忘れたはずの あの橋の風が
僕を呼ぶんだ

間違って 破り棄てて
放り投げた夢もある
その全部
失くさずにポケットにしまって
覚えてる その優しさに
懐かしすぎる その声に
揺さぶられ 泣きじゃくる
独りきりの部屋の隅

身をくすぐる 鳥のさえずり
いつからだろう 目覚ましにして
少し窓を開けて
「おはよう」と告げる
ここは平和で今日も僕は歩いてく

道端で拾った 小さな希望
胸の奥が少しだけ疼く
忘れたはずの あの橋の風が
僕を追い越していく

勘違い おどけてみて
見過ごした夢もある
その全部
後からさ ポケットにしまって
覚えてる その優しさに
忘れられない その声に
揺さぶられ 泣きじゃくる

ah…愛しい日々

進み出した その針に
あと少しだけ 夢を見つめて
残してきたもの全部
ポケットに詰めて行こう
覚えてる その後ろ姿
懐かしすぎる その声に
揺り起こされて 今もまだ
泣いている
独りきりの部屋の隅で

窓の外を彩る春の風
ぼんやりと 伸びた前髪に触れる
吹き抜ける その先に

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