作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

僕の目に映る君は別に
カッコいいとか
そういうのじゃないけど
その時の周りの色は
綺麗だったなんて言ったら 笑うかな

いっそあの日
言っとけばよかったかな
募る後悔は
無意味な妄想
過ぎる昨日に
手を振るような日々は
楽しくない

下駄箱 坂道に
トクベツな思い入れが
あるわけじゃないけれど
君の笑顔が残ってる
そんな気がして
漂った香りに
想い出を重ねた

「カッコいい」
…お世辞でも それは言えないかな
ごめんね
でも 代わりと言ったらあれだけど
僕は君のこと 好きだよ？
だから 「好き」って
君のいないところで囁くね

僕の目に映る僕は多分
周りには全然
何一つ伝わってないけど
あの時の周りの色は
恋に似た感情に満ちていた なんてね
嘘つければ大人だったのに

いっそあの日
言っちゃえばよかったかな
褪せる屈辱は
透明な幻惑
過ぎる毎日に
涙ぐむような自分は
楽しくない

放課後 教室に
タイセツな気持ちが
あるわけじゃないけれど
僕の鼓動が聞こえる
そんな気がして
湿っぽい風を
吹き飛ばしてくれ

君とね 出逢った
小さな出来事は
上書きされていくけど

階段 廊下も
ダイスキな君と歩いた
想い出が詰まっていて
君の笑顔と僕の鼓動が溢れてる
そんな気がして
むせ返る暑さに
僕の記憶を紡いだ

「好き」と言えなかったから
今もこうして残ってる

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