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このひだまりがいつか全てを灰にしてくれたならいい
nyori 投稿 - 2018/09/27 更新 - 2018/09/28 1 Comments 268 Views
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窓を叩く強い雨は
昨日から降っていた
ドアの前を通る足音も
かき消すほどに強く

別に待ってるわけじゃない
ただ温もり求めてる
蝶のように舞えたなら
届けられるのかな?

あの声のするひだまりへ
その足を踏み出したら
消えてしまうの
その笑みも、仕草も、思い出も
みんな燃えてなくなれ

本当のことなんて
とうの昔に忘れた
今はただ 意地を張って
涙を堪えてる

会いたい気持ちが勝ったら
私の負けだと思ってる
その気のない人を振り向かせる
なんて無理だから

呼ぶ声のするひだまりへ
その足を踏み出したら
消えてしまうの
その笑みも、優しさも、思い出も
灰のようになる

この一瞬が(あの出来事が)
全て夢なら(幻なら)
溢れてくるこの吐息も全部
理由になるのに

あの声のするひだまりへ
その足を踏み出したら
消えてしまうの
喜びも、悲しみも、愛しさも、
切なさも、痛みも、想いも…
呼ぶ声のするひだまりへ
その足を踏み出したら
消えてしまった
その笑みも、仕草も、思い出も
遥か彼方に 置いてきてしまった

ーみんな燃えてなくなれ
灰のようになれー
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1 Comments

kayumakayuma
2018/09/28
過去のものをただ引きずるより、それを基に新しいものを生み出していきたいですね。
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