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utsusemi 投稿 - 2018/09/14 更新 - 2018/09/18 2 Comments 322 Views
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終焉をぶら下げて 暑さを越した寒さだ
成す術なく絶望へと倒れた
もはや空腹を満たすより この空虚を埋めてよと
我を忘れ 咽び泣いた

蓋を開けた運命なんてこんなもの
その上に降り積もる
思い出の遺灰にて 安眠だけを高望みして


残虐な風が運ぶ 断崖の際まで体を
お前の価値は無と知らしめるよう
別にいいさ 死に場所を与えてくれるならと悟れば
そこで夢は醒めてしまった

生き損ないの信念などこんなもの
その癖 終止符打てず
死に場所を求め 立ち上がるしかない希望信者
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2 Comments

kayumakayuma
2018/09/16
「生きてさえいれば、きっと幸せにめぐり会える」という歌詞(杉良太郎「すきま風」)がありましたが、なんでも継続していけば、生きる道は見えてきますね。
utsusemiutsusemi
2018/09/18
>kayuma さん

底知れぬ絶望的な状況に陥れば陥るほど、希望や幸せというのはより明確になるものかなと自分自身、考えています。死を選ぶことを除いて、挫折の最果てには継続という選択しか残らないのかもしれないです。

毎度ながら感想を下さり、本当に励みになります。
どうも、ありがとうございました。
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