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迫る東の空 ゆらゆらと
波に追われ 消えてゆく
どうか行く末に口接けを
小夜啼鳥のように
涼しくなった肩を抱き 遠い君を望む
燹(せん)の灯り映った地に背を向け
運命(さだめ)はうたいだす きりきりと
絡繰りの累年(とき)を捨てて
どんな夢よりも射干玉(ぬばたま)な
世界に涙した
鼓動が音を立て棹(さお)差せば
傾ぐこころ進み出す
因(よすが) 白波に轍なし
何を辿りゆこう
君の名前を断ちて
黒髪は散らばる
(間奏)
この星に はぐれゆく
幾通りの虫の鳴き声が
また契りあう季節まで
さよならと手をふる
(間奏)※コーラス
夜降ち(よぐたち)ゆく舟は くるくると
兆す空を待ちわびる
どんな夢よりも鮮やかな
満天に凭れて
鼓動が音を立て棹差せば
傾ぐ思い進み出す
因 白波に轍なし
何を辿りゆこう
千の海を糾(あざな)い
東雲は散らばる
----------------------------------------------------------------
因(よすが)…安心して身を寄せるよりどころ
燹(せん)…兵乱によっておこる火事
累年(るいねん)…年を重ねること(ここでは「とき」と読んでます)
射干玉(ぬばたま)…黒髪や夢、夜などにかかる枕詞
棹差す(さおさす)…水棹を操ること。時流に乗る、又は逆らうこと
夜降ち(よぐたち)…夜更け
糾う(あざなう)…絡むように交え合わせる
波に追われ 消えてゆく
どうか行く末に口接けを
小夜啼鳥のように
涼しくなった肩を抱き 遠い君を望む
燹(せん)の灯り映った地に背を向け
運命(さだめ)はうたいだす きりきりと
絡繰りの累年(とき)を捨てて
どんな夢よりも射干玉(ぬばたま)な
世界に涙した
鼓動が音を立て棹(さお)差せば
傾ぐこころ進み出す
因(よすが) 白波に轍なし
何を辿りゆこう
君の名前を断ちて
黒髪は散らばる
(間奏)
この星に はぐれゆく
幾通りの虫の鳴き声が
また契りあう季節まで
さよならと手をふる
(間奏)※コーラス
夜降ち(よぐたち)ゆく舟は くるくると
兆す空を待ちわびる
どんな夢よりも鮮やかな
満天に凭れて
鼓動が音を立て棹差せば
傾ぐ思い進み出す
因 白波に轍なし
何を辿りゆこう
千の海を糾(あざな)い
東雲は散らばる
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因(よすが)…安心して身を寄せるよりどころ
燹(せん)…兵乱によっておこる火事
累年(るいねん)…年を重ねること(ここでは「とき」と読んでます)
射干玉(ぬばたま)…黒髪や夢、夜などにかかる枕詞
棹差す(さおさす)…水棹を操ること。時流に乗る、又は逆らうこと
夜降ち(よぐたち)…夜更け
糾う(あざなう)…絡むように交え合わせる
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