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君以外の誰かといつか歩くために
nyori 投稿 - 2018/08/28 更新 - 2018/08/28 0 Comments 194 Views
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交わした約束を胸に
どこまで歩けばいいの?
宛てもない手紙は今日も
ポストに帰ってくる

日暮れに外を眺めたら
ひらりと蝶が舞い上がる
風に吹かれて ひらひらと
二つの影は繋がらず

いつまでだって 待ち続けるから
言うのは簡単 でも やるのは辛い
この涙の味も
明日には変わるかもしれない
そんなのやだよ
ずっと君がいい
君以外の手を繋ぐのは
もう少し経ってからがいい

作った壁の中で笑いたい
君と一緒に歩きたい
行き場のない声は今日も
水溜りに落ちていく

夕暮れに君を想ったら
ゆらり蝋燭の火が揺れた
風に吹かれてゆらゆらと
いつまで経っても独りきり

いつまでだって 待ち続けるから
口約束だってちゃんとしたもの
この涙の味も
いつかは枯れてしまうかもしれない
そんなのやだよ
ずっと君がいい
君以外と歩いて帰るのは
あと少し時間をあけて欲しい

独りきり町を見下ろす
きらり何かを落としたみたい
風に吹かれてきらきらと
その後を追いかけたい

君がいないなら
生きてる意味すら見出せない私は
君の隣に立つに相応しくない
だから
ばいばい

いつまでだって 待ち続けるから
言うのは簡単 でも やるのは辛い
この涙の味は
明日には忘れてるかもしれない
かもなんかじゃない
君とはサヨナラ
君以外の手を繋ぐのは
もう少し経ってからがいいから
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