誰がために書くのか
僕は君のためだ
悲しく美しい詩を纏め
一冊とする
寡黙だと 人は云うが
君はそれが好いのだと云う
時に置いて行かれる作品は
冷たく 忘れ去られていく
ただ一人 その悲しい作品らを
狂気の如く 熱く愛してくれた
妻がゐた
時間とは温度のことか
二つのものの差異で
時は永久に動く気がした
いつまでも 僕だけ あたたかい
「あなたがそのやうだから
心配なのよ」
最後まで 僕を、、、
幼ひ花を 愛でるように
愛してくれた
そんな君に手向ける花を 買う
狂気の如く 愛してゐた
妻がゐる場所へ
あれからの作品の全て
遺書だったやうに
推いながら
僕は君のためだ
悲しく美しい詩を纏め
一冊とする
寡黙だと 人は云うが
君はそれが好いのだと云う
時に置いて行かれる作品は
冷たく 忘れ去られていく
ただ一人 その悲しい作品らを
狂気の如く 熱く愛してくれた
妻がゐた
時間とは温度のことか
二つのものの差異で
時は永久に動く気がした
いつまでも 僕だけ あたたかい
「あなたがそのやうだから
心配なのよ」
最後まで 僕を、、、
幼ひ花を 愛でるように
愛してくれた
そんな君に手向ける花を 買う
狂気の如く 愛してゐた
妻がゐる場所へ
あれからの作品の全て
遺書だったやうに
推いながら
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2018/03/14
2018/03/15