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原民喜さんに触れて。
Sken 投稿 - 2018/03/13 更新 - 2018/03/15 2 Comments 214 Views
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kayuma
誰がために書くのか
僕は君のためだ
悲しく美しい詩を纏め
一冊とする

寡黙だと 人は云うが
君はそれが好いのだと云う

時に置いて行かれる作品は
冷たく 忘れ去られていく
ただ一人 その悲しい作品らを

狂気の如く 熱く愛してくれた
妻がゐた

時間とは温度のことか
二つのものの差異で
時は永久に動く気がした
いつまでも 僕だけ あたたかい

「あなたがそのやうだから
心配なのよ」
最後まで 僕を、、、

幼ひ花を 愛でるように
愛してくれた
そんな君に手向ける花を 買う

狂気の如く 愛してゐた
妻がゐる場所へ

あれからの作品の全て
遺書だったやうに
推いながら
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2 Comments

kayumakayuma
2018/03/14
池に浮かぶ蓮の花を連想させます。家族愛がほのぼのの感じられます。私の歌詞も見てください。
SkenSken
2018/03/15
kayumaさん、原民喜さんの生き方や言葉を反映させていただきました。彼自身の雰囲気が蓮の葉が浮かぶようなほのぼのしながらもどこか寂しそうな雰囲気だったのだと思います。作品また読みに伺います。
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