青を白で薄めたら 夜に手をふる空の色
時の筆が撫ぜてゆく 闇と光かけあわせ
未知なものに背を向けて 人は恐れて牙を剥く
触れることをためらって 知らず知らず傷つける
空も 海も この世界
同じ色に 染まらない
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら線になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
青に赤を溶かしたら 雨に手をふる葡萄色
かかと濡らす水溜まり じきに跳ねも乾くだろう
なのになぜに疎まれる 闇に紛れる濡羽色
ありのままで耐えるのか 白く染まり偽るか
人も 国も この世界
ひとりきりで 暮らせない
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら色になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら線になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
時の筆が撫ぜてゆく 闇と光かけあわせ
未知なものに背を向けて 人は恐れて牙を剥く
触れることをためらって 知らず知らず傷つける
空も 海も この世界
同じ色に 染まらない
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら線になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
青に赤を溶かしたら 雨に手をふる葡萄色
かかと濡らす水溜まり じきに跳ねも乾くだろう
なのになぜに疎まれる 闇に紛れる濡羽色
ありのままで耐えるのか 白く染まり偽るか
人も 国も この世界
ひとりきりで 暮らせない
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら色になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
ひとつだけでは点になる
ひとつずつなら線になる
ひとつずつをつなぎあわせ
いつの日かカンバスに
2 Comments
2018/02/27
様々な色を使って人の持つ希望や恐怖、未来を
きれいに分けて描けている作品のように思いました。
いつか誰かと繋がれるという気持ちが強く込められた
作品だと思いました。
2018/02/28
この世にはいろんな色があります。
でも人は、見慣れぬ色や好みではない色は拒否しがちです。
もし、その色が生まれながらのものであって
自分ではどうしようもないものだとしたら…
そう、排除するのではなく、
一つ一つの色を繋ぎ合わせてカンバスの中で
一枚の絵になれたら、
そんな思いをこめて「点と線」を書きました。