いつものカフェで頬杖ついて
待っていたアールグレイティー
マグの中 ミルクをふたつ
愛しさが広がっていく
スプーンを使わなくても
意外と上手く混ざって
ゆっくり流れるメロディーが
私だけを残している
ミルクティー
傾けて思い出した
懐かしい香り
ねえ喉を過ぎたら
すべて忘れられる?
舌先 痺れる熱さだとか
ミルクとの相性だとか
わざわざこの味を選んだ
理由なんて捨てたい
記憶の背中を追って
なぜかここにいた
カウンター席の左端は
まだ埋まらない胸の奥
ミルクティー
やっぱり沈んでた
割れない後味
飲み干せないまま
思い出が冷めてしまう
きっと最初で最後
ミルクティー
待っていたアールグレイティー
マグの中 ミルクをふたつ
愛しさが広がっていく
スプーンを使わなくても
意外と上手く混ざって
ゆっくり流れるメロディーが
私だけを残している
ミルクティー
傾けて思い出した
懐かしい香り
ねえ喉を過ぎたら
すべて忘れられる?
舌先 痺れる熱さだとか
ミルクとの相性だとか
わざわざこの味を選んだ
理由なんて捨てたい
記憶の背中を追って
なぜかここにいた
カウンター席の左端は
まだ埋まらない胸の奥
ミルクティー
やっぱり沈んでた
割れない後味
飲み干せないまま
思い出が冷めてしまう
きっと最初で最後
ミルクティー
2 Comments
2017/12/31
背景に何があるのか具体的な言及を避けつつ、ミルクティーというモチーフでうっすらと浮かび上がらせるこの感じ、とても好きな作風です。よかったです。
2017/12/31
はっきり言わないとこが素敵だとおもいましたー!
年末にふさわしいじんわりした作品ありがとうございます。