作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

偽善だと笑われても構わない。
偽善だと疑われても構わない。
ただ嫌われたくはなくて。


嫌いなことに頷いて、やりたいことは遠慮して、思ったことを言えなくて、「悲劇のヒロイン」と言われて。
今まで願いのひとつ、聞いてもらったことはなくて、ただ雑用で扱われて、都合のいいお人形なんです。

あやつり人形の僕は、いらなくなったら捨てられて。「わけ隔てのない優しさ」につけこむやつが増えていく。
都合のいいままに使わないでと願う心があるくせに、捨てないでなんて思う心もいるんだ。

偽善でも構わない。「優しいね」が嘘でも、ただ誰かのそばに置いて欲しくて。
馬鹿みたいに服従して、雑用でも従って、嫌なことも引き受けて、笑って笑って、そうやっていきてく。


死にたいと嘆いた女の子、僕に助けを求めに来たよ。僕には何も出来ないから、ただ何も言わずそこにいた。
死にたいと思うこともある。死ねば誰かが悲しむの？僕が消えたらきっと、「雑用がいなくなって」嗤う？

明日の僕は息をしてる？
明日の僕は嫌われてる？
明日の僕はここにいるの？
明日の僕は何をしてる？
明日の君は生きているの？
明日の君は僕を嫌う？
明日の君は僕を忘れて、他の誰かと笑っている？
今を生きるのが精一杯のあやつり人形のくせに、きづけば明日のことを馬鹿みたいに気にしてる。
明日の僕は誰？明日の君はどこ？
僕は誰？君は誰？僕はなに？


偽善で構わないから、そばに置いてください。
ただ嫌われさえしなければ、僕はどうなってもいいです。
例え、僕が僕を忘れても

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