作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

最終回のドラマは主役の笑顔だけ
その裏で泣いた脇役は映されなかったよ
臆病者が小さく太鼓を叩いて
誰か気づいてくれって続く後夜祭

無くしたくないと
それ以上を望まなかったから
全て無くなってしまったんだろう

遠ざかる影はもう雲になり街を覆い隠す
雨は降らなかった　何一つ流れやしない


恐れていた結末は必然の台本通りで
どんでん返しを期待してたのは僕一人です
臆病者の打ち鳴らす太鼓はただの騒音で
黙ってればいいんだろって自分でちゃんと分かってる

部屋の隅で永遠と続く後夜祭の結末に
花火なんて上げれたら多分こんな風には
君の目にも君の影にも一点の曇りも無いのに
雨を待つ　雨上がりの虹を待っている

無くしたくないと
それ以上を望まなかったから
全て無くなってしまったんだけど

無くしたくないよ
それ以上は望んでいなかったよ
それすらも嘘なような気もしているんだ

遠ざかる街に一つ　小さめの虹を見つけて
慌てて戻るけれど　虹はもう消えてしまっていた

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