忘れられるのは酷なことです
たとえるならば褐返し
出口の見えぬ 闇の色
逃れられないこの暮らし
とわに思える 果ての色
ひとつ ひとつ 物事を
教えてくれた 母が今
ひとつ ふたつ 日常を
手放してゆく 難破船
一度沈んだ想い出は
二度と水面に浮かばない
ぼくが誰かもわからずに
母は波間に父をよぶ
ときに ともに 沈もうと
よからぬ思い よぎる宵
なのに なぜに あどけない
母の寝顔に 手をとめる
誰のせいでもないことを
知っているからやりきれぬ
いっそ誰かのせいならば
やつあたりして気も晴れる
深い 深い 海の底
寄せてはかえす 負の感情
暗い 暗い 海の底
たしにもならぬ 世の同情
出口の見えぬ 闇の色
逃れられないこの暮らし
とわに思える 果ての色
ひとつ ひとつ 物事を
教えてくれた 母が今
ひとつ ふたつ 日常を
手放してゆく 難破船
一度沈んだ想い出は
二度と水面に浮かばない
ぼくが誰かもわからずに
母は波間に父をよぶ
ときに ともに 沈もうと
よからぬ思い よぎる宵
なのに なぜに あどけない
母の寝顔に 手をとめる
誰のせいでもないことを
知っているからやりきれぬ
いっそ誰かのせいならば
やつあたりして気も晴れる
深い 深い 海の底
寄せてはかえす 負の感情
暗い 暗い 海の底
たしにもならぬ 世の同情
4 Comments
2017/07/13
詞もまとまっていてスッと入ってきますね。
2017/07/14
少しでも気に入っていただけたなら、とっても嬉しいです。
内容が内容だけに、恐る恐るの投稿でした。。。
2018/06/22
2018/06/23
これはタイトルを先に決めてから書き出したもので、
最初は認知症をテーマにするつもりはなく、
深い海→暗い→鬱々とした気持ち、
といった感じでできあがったものでした。