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coccocoko 投稿 - 2017/07/07 更新 - 2017/07/07 0 Comments 384 Views
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君を待つ午前2時
抜け出せない黒に目が暗む
出しっぱなしの朝食の皿と
たくさんの君と僕の抜け殻

始まりは終わりだと誰かが言った
ぽつんと生まれた小さなグレーが
背を向ける君と僕を包み込む

分かっていたんだ
上手くいかないことなんて
分かっていたんだ
戻ってこないことなんて
分かっていたんだ
すれ違っていたことなんて

君を待つ午前4時
バイクの音に耳を澄ませる
小さな希望がため息となって
君の抜け殻を少し動かした

始まりは終わりだよと君は言う
遠くに聞こえる僕の嗚咽に
夜と朝の狭間で何を思う

分かっていたんだ
上手くいかないことなんて
分かっていたんだ
戻ってこないことなんて
分かっていたんだ
始まれば終わるってこと
それでも それでも それでも

分かっていたんだ 君は
1つの恋が終わり始まることを
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