作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

太古の森に貼り巡るネットワークに
夜空の月光がよく映える
死神が握る錆びた斧を
ナイフとフォークとスプーンにすれば
可愛らしさも見えるだろうか

夜景に見た摩天楼に大量の砂を被せる
光溢れる街も見えなければもう・・・

空を走っていた彗星も
朽ちる前に願いの一つや二つ
届かないと知っていながらも挑み続ける愚か者達
それを笑う愚か者も
ここを発つと決めた日からは
欲望さえも捨ててただ大木だけを切り倒してきた


太陽に無理に降り立った人間に
照らす月光は妙に鮮やかで
新羅万象を得た神が
こころなどの奇麗事を並べたら
象徴にしかならないのだろうか

目の裏に見た絡み合う数億本の回路
光に照らされなければもう・・・

朝を駆け抜けた小鳥も
終わりを待つだけの一欠片
万象を創造するための掛け替えのない材料に
それを嘆く未熟者は
ここを発つと知った日からは
縄を腹に縛り付けてただ小枝を強く握りしめた

神の言った言葉の意味を履き違えて
水に没した樹海の地
名前を呼ばれて掌に握った誰かの腕

払われた所から血が滲み出る

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