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僕の気持ちを雲にして、曇った君の気持ちを信じて。
Uwcr72 投稿 - 2017/06/07 更新 - 2017/06/11 2 Comments 270 Views
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全日休暇の平日に
ふと見上げた青い空
交わることなく真っ直ぐな
ひこうき雲をぼんやりと
眺めて思った
僕と君みたいだなって

どこまで続くか気になった
自分の気持ちを試したくなった
夏に向けて騒がしくなった
僕はひとり置いてけぼりだった

アラームに叩き起され
どんより曇った暗い空
境目のない頭上を見上げ
滴り落ちる雨がぽつりぽつりと
僕にかかった
あぁ会社行かなきゃなぁ

どうしてかな 気になった
君の気持ちが知りたくなった
雨脚が強まり騒がしくなった
僕はひとり置いてけぼりだった

自分の欲にまみれ
君への気持ちが紛れ
大切にするって言ったのに
大切にできてなかった
泣きながら謝った電話越し
君はもういいよって言った

交わったはずだった
ふと思い返すあの頃
君への気持ちは真っ直ぐな
ひこうき雲みたいだった

改めて
眺めて思った
決して交わることないその雲は
いずれ空に紛れて消えてしまう
儚くて 切なくて 脆くて 綺麗な
空に打ち上がった 恋のような
ひこうき雲
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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2017/06/08
流れるような構成自体が飛行機雲のようですね。上手い。
Uwcr72Uwcr72
2017/06/10
yumemigati3 さん
いつもコメントありがとうございます(;_;)
真っ直ぐな曇って素敵ですよね(笑)
ふと見上げた空、真っ直ぐなひこうき雲を見て書きました
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