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何かになれそうで、何になれるのかわからなかった17歳の夏の詩
kinoko0929 投稿 - 2017/05/27 更新 - 2017/05/27 0 Comments 2201 Views
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おそろいの ヘルメット
君の背中に しがみつく
照り返す アスファルト
センターライン 未来へのびてく

走る 走る 海岸線
走る 走る 防波堤
走る 走る 校舎を飛び出し
私たちはまだ 何者でもない
でも何かになる 可能性がある

テストとか 仲間とか
たまに疲れて 泣けてくる
将来の 不安とか
今は忘れて 風に吹かれよう

光る 光る 銀の波
光る 光る 焼けた砂
光る 光る シャツに滲む汗
この道の向こう たどり着いた時
変われる気がする 何かがはじまる

しがみつく背中から
君のぬくもり 感じてる
ただ そばに人がいる
ただ それだけで 幸せになれる

走る 走る 海岸線
走る 走る 防波堤
走る 走る まだ見ぬ世界へ
ふたりはこの先 別の道をゆく
もう 会えなくても 宝物になる

この道の向こう たどり着いた時
変われる気がする 何かがはじまる
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