新規登録 ログイン
何かになれそうで、何になれるのかわからなかった17歳の夏の詩
kinoko0929 投稿 - 2017/05/27 更新 - 2017/05/27 0 Comments 2392 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
おそろいの ヘルメット
君の背中に しがみつく
照り返す アスファルト
センターライン 未来へのびてく

走る 走る 海岸線
走る 走る 防波堤
走る 走る 校舎を飛び出し
私たちはまだ 何者でもない
でも何かになる 可能性がある

テストとか 仲間とか
たまに疲れて 泣けてくる
将来の 不安とか
今は忘れて 風に吹かれよう

光る 光る 銀の波
光る 光る 焼けた砂
光る 光る シャツに滲む汗
この道の向こう たどり着いた時
変われる気がする 何かがはじまる

しがみつく背中から
君のぬくもり 感じてる
ただ そばに人がいる
ただ それだけで 幸せになれる

走る 走る 海岸線
走る 走る 防波堤
走る 走る まだ見ぬ世界へ
ふたりはこの先 別の道をゆく
もう 会えなくても 宝物になる

この道の向こう たどり着いた時
変われる気がする 何かがはじまる
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録