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一匹の野良猫が月に吠えてたのでなんとなく・・・
haruki_negi 投稿 - 2010/10/16 更新 - 2011/10/06 0 Comments 492 Views
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三日月に向かい合って吼える猫
不安定なイヤホン越しの音
黒く夜に同化する体見つめる

知らない振りは上手に教わったから
猫なで声で嘘を吐いた唇
それが、悲しいとわかっていても

牙を隠して地面を這って
隠れようとしているけど
本当は叫びたいと思っている
虚しくカラカラとなる感情論を

気付いてよ赤く狂う私の心臓の音に
此処で息を潜めて戦っているから
抱き締めて壊れる錯覚に溺れるまで
そうしたら眠りに就けるかもしれない
でもね、願いは叶わない…
Still, kitten that barks at the moon.

三日月に猫、隣で吼える私
心には言葉にならない感情が漂う
それが、何か私は見ないふりをする

口に出したら今が居なくなるから
なにも言わないようにするの
痛いよ、切れた心の隙間

もう一人の私が泣いてる
こっちを見て寂しげに
本当は叫びたいと思っているの
君みたいに私ものどの奥から

誰でもいいよいい子だってあやして
此処で息を潜めて眠っているから
抱き締めて壊れる錯覚に落ちて行くまで
そうしたらこのまま止められるかもしれない
でもね、そんな日は来ない
夢は直ぐに覚めるものだから

探すことに疲れたから
私はそんなに強くないから
もう、さようなら

このままで良かったのに壊したのは
感情が溢れて心臓を溶か始めたから
抱き締めてよ消え切れなかった私の為に
そうしたら本当の事言ってあげるから
でもね、そんなのは口元に
本当も嘘になっていく夜だから

気付いてよ赤く狂う私の心臓の音に
此処で息を潜めて戦っているから
抱き締めて壊れる錯覚に溺れるまで
そうしたら眠りに就けるかもしれない
でもね、願いは叶わない…
Still, kitten that barks at the moon.
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