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夜を見ていた。気づいたら裸足で歩いていた。
naior_thx 投稿 - 2017/03/12 更新 - 2017/03/12 0 Comments 302 Views
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泡のように溶けて消えてしまいそうな夜
風が吹いただけでも揺らいでしまいそうな心
下を向いて歩けばぬかるみに足を取られ
上を向いて歩いても足場を踏み外す

前を向いて歩いても壁にぶつかり
後ろを振り返れば傷だらけの縄が1本

歩んできたこの場所もいつかは腐って崩れて落ちてしまう
いっそそのまま抗わないで落ちてしまえと思っても
まだいきたいとこだまする
このクソみたいな現実をみてもまだ…

思えばどこで踏み外したのか
思い返したことは何度もあった
だけど踏み外したことさえ思い出せず
ただただ自分を責める毎日
窓に朝がきても
いつも暗闇の中にいる自分はどうしたらいいの?

転んでばかりの日常に
石が全部なくなるならば
どんなに歩きやすいか
照らしてくれる街灯があれば
どんなに安心できるか
心がどんなに脆くなっても
歩かなくてはならない
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