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僕の腕の中に飛び込んできた そいつはカブトムシ。
そっとなでれば 不細工に飛び散る光たち
指かみつかれた 14の夜
「俺を飛ばしてみろ」と誘う そいつはカブトムシ
6本足を操ってやった 体が震えた 心の羽を手に入れた
固い甲羅の中 柔らかく響く 自由な音色を
がむしゃらに鳴らして 飛んでいく
地をはうだけの虫も 飛んでいく
僕の声を風に乗せて 消していく夏のカブトムシ
その体は 様々な思いを吸い込みおもくなる
いつ死ぬかも知らず
春風に吹かれ 出会いを刻み
太陽の日差しに 思い出過ぎるときも
木枯らしに吹かれ 別れを想い
凍える苦労の日々を耐える時も
季節を超えて 飛ばし続けた
これからも ずっと
そして今 こうしてかき鳴らす 祈りはカブトムシ
大切な人へ届ける光たち
指も痛くないよ 思い切り響かせるよ
あの日の空が 色づくことを信じて
こいつとなら
君へも届く気がした
ライナーノーツ
父が使っていたギターをもらい、初めて弾いたのが14才の頃。
好きな曲やアーティストの真似をして、音が出るだけでも楽しかった。
次第に自分らしさを探してみたり、がむしゃらに何かを追いかけてみたり。
気づけば力をもらったり、誰かのために歌ったり。
そんな歌のエネルギーを、手で触れて、体で感じて、声に変えて、思いを飛ばせる。
大切な宝物です。
ギターの形ってカブトムシに似てるなぁと思って書きました。
そっとなでれば 不細工に飛び散る光たち
指かみつかれた 14の夜
「俺を飛ばしてみろ」と誘う そいつはカブトムシ
6本足を操ってやった 体が震えた 心の羽を手に入れた
固い甲羅の中 柔らかく響く 自由な音色を
がむしゃらに鳴らして 飛んでいく
地をはうだけの虫も 飛んでいく
僕の声を風に乗せて 消していく夏のカブトムシ
その体は 様々な思いを吸い込みおもくなる
いつ死ぬかも知らず
春風に吹かれ 出会いを刻み
太陽の日差しに 思い出過ぎるときも
木枯らしに吹かれ 別れを想い
凍える苦労の日々を耐える時も
季節を超えて 飛ばし続けた
これからも ずっと
そして今 こうしてかき鳴らす 祈りはカブトムシ
大切な人へ届ける光たち
指も痛くないよ 思い切り響かせるよ
あの日の空が 色づくことを信じて
こいつとなら
君へも届く気がした
ライナーノーツ
父が使っていたギターをもらい、初めて弾いたのが14才の頃。
好きな曲やアーティストの真似をして、音が出るだけでも楽しかった。
次第に自分らしさを探してみたり、がむしゃらに何かを追いかけてみたり。
気づけば力をもらったり、誰かのために歌ったり。
そんな歌のエネルギーを、手で触れて、体で感じて、声に変えて、思いを飛ばせる。
大切な宝物です。
ギターの形ってカブトムシに似てるなぁと思って書きました。
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