新規登録 ログイン
季節は変っても、愛は変らない。それを信じたい。
退会済み 投稿 - 2015/08/24 更新 - 2015/08/31 3 Comments 404 Views
good投票
yo10
公園を抜けて駅へつづく
この道をいつもきみと歩いた
あじさいの色が変るたびに
キレイねとひとりはしゃいでいたね

朝顔のつぼみがふくらむ頃は
夏服とセミの声そして夕立

この街の景色そのままに
いつまでも変らずにいたかった
くりかえす季節そのたびに
お互いに見る夢が違ってた

せみ時雨やんでいつの間にか
青空は高く風はつめたく
公園はまるで染めたように
色付いた木の葉まとっていたね

「好き」だけじゃ続いてゆくはずもない
でもきみがただ好きでそれがすべてで

この街の景色そのままに
季節ごと彩りは変っても
まっすぐに伸びた木のように
愛だけはあるんだと信じてた

ごめんねと呟くきみの声にも
なにひとつ言えなくて立ち尽くしてた

この街の景色そのままに
いつまでも変らずにいたかった
くりかえす季節そのたびに
お互いに見る夢が違ってた

この街の景色そのままに
季節ごと彩りは変っても
まっすぐに伸びた木のように
愛だけはあるんだと信じてた
タグ : [ 編集 ]

3 Comments

yumemigati3yumemigati3
2015/08/24
こんにちは。

夏の終わりにしんみりと。
堪能させていただきました~。
退会済み
2015/08/25
Delete
yumemigati3様
コメ、ありがとうございます。
台風のせいか、急に涼しくなってきました。
そんな気候が書かせたのかなと思ってます。
yo10yo10
2015/08/31
うはー、これ凄いわかる(T0T)
と、最近 こんな感じで別れた自分には
モロでした。

相変わらずな、リアルでドラマチックな瞬間を
描けるところに感動します。

1~3連で、白めし3杯食えそうな感じでした
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録