新規登録 ログイン
大切な人がいなくなって悲しい時に思いつきました
MS_never007 投稿 - 2015/01/21 更新 - 2015/01/21 0 Comments 398 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
君が僕に言ってくれた
嘘みたいな本当のこと
僕は信じてあげられなくて
本当に嘘に変わってしまった

幸せだったあの日常は
決して戻らない幻に変わり
役者の消えた劇場の幕は
そっと静かに降ろされていった



振り返ればいた君の姿は
今じゃこの目に映らないんだ
君の残したこの記憶だけ
僕の脳裏に激しく映る

誰か僕に教えてください
この孤独を埋める方法
すべて失くしたこの日常に
いったい何が残ってるんだ



君がもう一度姿を見せて
愛していると言ってくれたら
それで僕は大満足さ
他に何も欲しがらないよ

だけど君はここにはいない
僕の望みは叶えられない
結局夢見た幻達は
捉えきれず別れを告げた



役者のいない劇場の中
今も僕は立っているよ
心の中は二つに割れて
天使と悪魔がささやいてくる

早く忘れちまえばいいんだ
あんな奴はもうどうでもいいだろ
いつまでも立ち止まってちゃだめよ
新しい一歩を踏み出さなくちゃ

それができれば苦労はないんだ
だから今もこんな苦しいんだよ
進む勇気も戻る覚悟も
僕にはまだできてないんだ

捉えきれぬ幻達を
未だ望み待ち続けてんだ
臆病で弱虫な僕が選んだ
精一杯の選択なんだよ
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録