作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

一度目は火を着けたら見えた
赤く燃え行くその炎
煙を追って視線を這わす
次に向っていくその方角へと

闇夜に捲いた煙は翳り
月日を浴びて靄のよう
問いただす意味と
煙を欲しがる体の
憂いは似つかわしくて

何度でも繰り返し　昇っていく煙と独り
呼吸のない部屋で　眠れずに
考えては追いかけ　理由などは見当たらなく
丸く浮かぶ月　見上げてた


二度目なら落ちた吸い殻の中
白く嵩張る灰模様
命を這って導火を散らす
意味で火をつけ舞い落とす

いくつも並ぶ断ち切る理由
そのくせいつもポケットの中
忍ばせたままのタバコとライター
生き死にの理由もこのくらいか

何時だってすぐにも　切れてしまう命の手綱
手をかけるわけが　増えてゆく
理不尽に憂いて　嘆く夜を共にする灰
月に架ける息　見上げてた


止めてしまう理由は　増えていく吸殻ほど
生きていくわけも　増えてゆく
毒のような空気を　確かに今息を吸う肺
呼吸のない部屋で　眠れずに

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