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お久しぶりです。 今作は紆余曲折して、一度は全て投げ捨てたのに、結局は必要な物だけ、向こうから転がり込んでくる。そんな感じの作品です。
yaki_9 投稿 - 2014/09/02 更新 - 2015/01/10 2 Comments 462 Views
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片隅に追いやった
サボテンの花は もう枯れそう
すぐに鉢を変えて水を
かけてみたけれど
トゲはいつもより尖ってた

ほんの少し 迷っただけ
崩れそうになっただけさ
吹きこぼれそう その真ん中
1人 漂っていた僕は

水彩画の街を彩っても きっと色は何一つ足りない
不器用に掲げた腕 しなびる筆 キャンバスに穴開け

ガラクタで埋め尽くした
空白の時間 何を思ってた?
電飾の灯り辿り
探してみたけど
きっとまだ早かっただけさ

冷たい雨 潤うほど
消しては塗り 直線に居ない
求めるほど 届かなくて
いつか書いた将来の夢は

「好きなものに囲まれて暮らしたい」
きっと向こうには何一つ伝わらない
ボソボソとクチが動く 時も動く トゲは少し和らぐ

掴み損ねた 永遠の光
束ねた虚無が押しつぶす
でも怖くない そんな場合じゃない
いつか花を咲かせるまでは


…消せるだろう?
湧き上がるよ その真ん中
1人 背景を刺激して

水彩画の街を彩ったら きっと今なら色は足りるだろう
不器用に動く筆は ガラクタじゃない キャンバスは彩り
「好きなものに囲まれて暮らしたい」
そんな淡い期待と希望を持ち込み
今になって動き出す 夢の続き 花はもう五分咲き

2 Comments

yo10yo10
2014/09/02
前回の作品は説明的過ぎた感じがしましたが、
こちらは野暮すぎず、わかりやすい、
そう感じました

3連目が特に素敵でした
yaki_9yaki_9
2014/12/17
こんにちは、ヤキです。

返答大幅に遅れまして、申し訳ありません。

わかりやすい点と好きな箇所があったみたいで有難いです。
ありがとうございます^^
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