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今も、また未来へも続くあのころの淡い青春。
stlparade 投稿 - 2014/08/10 更新 - 2014/08/11 1 Comments 540 Views
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5年とひとつき前の今日 はにかんだ君と真っ赤な頬
空は夕暮れ 静かに落ちた滴だけが 僕らを見てた

学年で一番人気の君 学年で一番バカな僕
どうしたって釣り合いっこなかった
そんな君に 僕は 恋をしてた

テニス部の君 野球部の僕
転がったボールを 取りに行くのが楽しみで
先輩の目を盗んで 君に見惚れてた

5年とひとつき前の今日 靴箱に手紙を入れた
ベタだけど「体育館の裏に来てください」と

誰かが言った 告白の定番 そこは雑草だらけだった
それでも君は 涼しいね とほほえんだ
そんな君に 僕は どうしようもなく 恋をしてた

君はどうして こんな僕を見てくれたんだろう
野球をしても ベンチ入りがやっとで
勉強をしても 赤点ばかりの僕
君の前では どうしようもなく 失敗ばかりだったのに

5年とひとつき前の今日 僕は初めて彼女ができた
5年とひとつきたった今日 僕は君と永遠を誓った

あと5年とひとつきたったら 新しい家族が増えてるといいな







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1 Comments

asakistasakist
2014/08/11
初めましてー

「5年とひとつき前の今日」って、口に出してみるとすごく心地良いフレーズですねー。
このフレーズは良いなぁ、と思うのですが、
他のところが情景の描写や説明ばかりで、
詞と言うよりも小説に近いかなと思っちゃいました。

率直は率直で良さがあるかなと思いますが、隠し味が料理の旨味を引き出すように、
読み手に想像の余地を与える、ポエティックな箇所を少し設けると、
詞が魅力的に引き締まると思います。
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