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年に一度、また巡り合う
hoshiuta_1222 投稿 - 2014/07/13 更新 - 2014/07/13 0 Comments 493 Views
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宇宙(ソラ)を見上げると
まるで誰かが
無数の光の粒を
撒き散らしたかのようで

小さな星屑が瞬いて
幾つもの光が流れ出す

黒い大きなキャンパスに
黄金(キン)の粉を撒き散らし
筆でさっと線を描く
そしてその真ん中に
乳白色の淡い川
天に浮かぶ淡い川


周りを見渡すと
まるで蛍が
僕の周りを
ふわりと飛んでいるかのようで

小さな淡い光が揺れていて
幾つもの光が僕を包む

黒い大きな何も無い世界に
蛍はふわりふわと飛び
優しい炎が流れてく
そして世界の中心に
乳白色の淡い川
蛍が飛び交う淡い川


やっと逢えたね
君の声だね
その手を握り締め
こちら側へと引き寄せよう
365日分の想いを伝えよう
抱き締めるより強く強く

君も言ったね
私を呼ぶ声が聴こえたと
そしてここまで来れたと

この宇宙(ソラ)に浮かぶ
乳白色の淡い川に
何度も行く手を阻まれて
何度も声を遮られて
それでも僕の名を呼び続けた
それでも君の名を叫び続けた

だからこそ
今ココでそばにいられるんだね
何度生まれ変わっても
君とココで立とう

この特別な夜が明けてしまえば
また僕等は
離れ離れになってしまうだろう
それでもまた
次の特別な夜の為に
365日分の想いを暖めよう

またいつか

君と抱き締めあえるその日まで
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