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梅雨らしくなったので、ここでお一つ。
portame 投稿 - 2014/06/07 更新 - 2014/06/07 2 Comments 454 Views
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haru07
五月に募る憂が
六月の空を染めて
いつまでも続く雨を落とすらしい

だらだらと思いを落とし続ける私は
耳元ならして疎ましくなるのです

明日雨が落ちるならば
私が会いに行きましょう
傘を持って貴方に差し出すでしょう
その時は都合よく雨宿りしてもいい
傘を撥ね退けてくれてもいい
そうだとしてもその雨に打たれて
私を綺麗に洗い流せるでしょう


人に寄り添う憂は
至たる優しさに変えて
いつまでも続く雨を晴らすらしい

貴方の隣で傘をさしていた私は
寄り添いその優を描けていましたか?

この季節が終わるならば
私はもう居ないでしょう
傘を捨てて貴方は飛び立つでしょう
その時は都合よく思い出にしてもいい
優を受け入れてくれてもいい
そうだとすればその雨を落とした
私は綺麗に思い留まるでしょう


いつか雨が落ちるならば
私が虹を架けましょう
顔を上げて貴方は微笑むでしょう
その時に都合よく思い出してほしい
雨を受け入れてくれてもいい
そうだとすればこの雨を嫌がる
私は綺麗に受け入れられるでしょう
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2 Comments

haru07haru07
2014/06/07
きれいな作品だー
もう率直に

何だろう…
日本語ってきれいだなと
きちんと使える人が使うと

心が洗われるよーでしたw
good、押させて頂きます♪

portameportame
2014/06/07
>悠月さん
コメント&goodありがとうございます。

わお、日本語好きなので
そういわれると大変うれしいです。
日本人なのに好きっていうのも変なのかもしれませんが……(笑)
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