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夜の底に、淡い光が差し込んで
貴方は言う、悲しげに笑って
声もなく、心もなく
理由もなく、ただ音を立てる
月が溶けて、
言葉が地面に染みて消える
口ごもった貴方の唇が、
開くように私は願う
煙が、両手をすり抜けていく
「オトナになれない、なぁ。」と貴方は呟いた。
響いた想いは、風に溶けた。
憂いも痛みも理由でさえも
洗い流す、灰色の空へ。
そうして残るのはきっと恋だ。
二人の影が溶けて夜に落ちていく。
「これで、おわり。それだけの話。」
歌うように笑う、悲しい恋の歌を。
貴方は言う、悲しげに笑って
声もなく、心もなく
理由もなく、ただ音を立てる
月が溶けて、
言葉が地面に染みて消える
口ごもった貴方の唇が、
開くように私は願う
煙が、両手をすり抜けていく
「オトナになれない、なぁ。」と貴方は呟いた。
響いた想いは、風に溶けた。
憂いも痛みも理由でさえも
洗い流す、灰色の空へ。
そうして残るのはきっと恋だ。
二人の影が溶けて夜に落ちていく。
「これで、おわり。それだけの話。」
歌うように笑う、悲しい恋の歌を。
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