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福島県を強制追放され、見知らぬ土地で暮らせざるをえなくなった家族の物語。夫さん目線ですね。子供も2人いるそうです。夫さんの気持ちを詞として代弁しました。
owarinakitabi 投稿 - 2014/03/13 更新 - 2014/04/01 2 Comments 790 Views
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まだ新築だったあの家のベランダから

綺麗な夕日を見ながらワインを妻と飲む

そんな小さな夢が 目の前で途絶えた




7月には毎年祭りがあって賑わっていた

この街に人影が消えてからもう3年目

変わっているところと

何も変わっていない景色があった




自分だけじゃないと

自分だけが悲しいんじゃないんだと

ずっと胸に言い聞かせてきた

でも、我慢出来なかった

雨は降っていないのに、頬が濡れた









見慣れない土地で暮らし始めた家族

子供達も新しい友達も出来たみたいだ

また再び暮らしているけど

きっとあの日で時計の針が止まったまま




思い知らされた

自然には人間は勝てないんだと

夢を置き去りにここで暮らしていても

もう、本気で笑えない

寒いわけではないのに、震えていた




もし出来ることならばまたあの場所で

この家族で暮らしていきたいのが本音

私は再び夢を持ったのさ

それがいつになるかは分からないけど

きっと きっと…

2 Comments

退会済み
2014/03/27
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コメ返しにきました。
やり切れないですねぇ。如何に自分が甘いところで暮らしてるのかと思い知らされました。
復興支援したいですね。でも僕は自分のことで命からがら暮らしてるんで。
いつかボランティアなどに行けたらなと少し綺麗事を言っておきます。
本当に行きたいですけどね。自己負担だから。そんな余裕はないんで。
小さいお子さんを持つ親父さんの気持ち上手く代弁できてると思います。


mittumittu
2014/04/01
歌詞というより被災者が出版した本の一部みたいな感じがします。伝えたいことやその大切さは分かるのですが、もう少し歌詞として取っ付きやすいものにしたらより相手に伝わりやすくなると思います。
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