作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

星空の中
温かい蔦が手にからみついた
冷たい空気が息を凍らせました
ピアノの音
最弱の音が部屋に響いた
荒い音色が心一面をこだました

もしもその扉がしまっていたら
もしもその椅子が倒れてなかったら
君は笑えたのでしょうか？
君は傷つかずにすんだのでしょうか？

刹那無風の一刻が訪れる
何度も香った甘い甘い香りが
ふわりふわりと

静寂と手をつないで
薬とくちづけをして
愛する人との誓いを
心の奥底にしまって　
曇天を抱きしめて

聞こえる
苦く辛く痛いあの声が
もう忘れてしまった
優しい声も小さな手も
かわいい笑顔も
かけてくる　涙と笑顔と
からみつく　温かくもろい蔦が

もしもあの時笑顔を見つけていたら
もしもあの時もっと強がっていたら
君はもっと優しかったのでしょうか？
君はもっと厳しかったのでしょうか？

未来永劫　永遠が訪れる
終わりはみえるのですか
ゆらりゆらりと

空白を見つめて
暗闇に恋をして
君への声を録音しよう
そして君のポケットにそっとしまおう

聞こえる
声という声が　声にならずに響き渡る
未だに覚えているんだ
折れそうなほど細い腕も
軽い衝撃で壊れてしまいそうな繊細なあなたも
隣で聞きあきた声が優しくこだます
心の奥底で歓喜をかみしめる

霧の中で　助けを求めていたらしく
切なくも哀れな気持ちの中で後悔する
間もなく　ガラスの破片が部屋に散乱する

聞こえる
苦く辛く痛いあの声が
もう忘れてしまった
優しい声も小さな手も
かわいい笑顔も
かけてくる　涙と笑顔と
からみつく　温かくもろい蔦が

空白を見つめて
暗闇に恋をして
君への声を録音しよう
そして君のポケットにそっとしまおう

聞こえる
苦く辛く痛いあの声が
もう忘れてしまった
優しい声も小さな手も
かわいい笑顔も
かけてくる　涙と笑顔と
からみつく　温かくもろい蔦が


かけてくる　涙と笑顔と
からみつく　温かくもろい蔦が

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