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今までの
ぼくがそこにいた
悲しさや戸惑いも
少しずつなくなって
ほら ほら ほら
ぼくは生きてた
とりとめもない日々を
だけどそれがかけがえなくなって
きみも あの人も いたと気づいた
なのに ここにはもうなにもかも
なくてさ
また白い日々を歩いてく
たそがれの彼方を目指して
泣いたまま
思い出はいつも
そっぽむいて
ぼくらをどこかへと
連れていってしまう
ねえ ねえ あの日…
きみはどうして
笑ったりしたの?
手を握り眉をしかめて
声を震わせて後ろ一歩ふんばってまで
今も 消えはしない
あの時の世界の
一秒一秒のあざやかさを
ぼくは生きてく
灰色の日々を
だけどいつか また君を見つけて
この世界の彼方へと
もう一度行くんだ
あの日のたそがれを目指して
泣いてたんだ
2 Comments
2014/02/19
すっと入っていけます。2,4,7連が特に惹かれました。
ラストもいい!
しいと言えば5連目だけ分かりにくかったです、スイマセン…。
2014/08/11
コメントが遅くなってしまい申し訳ないです!
過去にならないと客観視できないですよね…。でもそうしたことで、あの時もしかしてといったような、新たな発見って意外と嬉しいことだったりしますよね。
手を握り眉をしかめて
声を震わせて後ろ一歩ふんばってまで
の部分でしょうか…!
そこは、その子は頑張って頑張って手に汗握る思いで主人公に何か伝えようとしたという描写です。今気づいたって遅いんだよ!って話ですね。笑