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【君とおんなじ人間になれたかな】機械はいつまでも歌を紡ぎ続ける。
退会済み 投稿 - 2014/01/14 更新 - 2014/01/21 0 Comments 443 Views
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歌うこと それだけの為にうまれてきた
機械(うたひめ)は静かに目を開けた
言葉さえ まだ知らないまま君を見てた
「ねェはャく 言葉ヲ頂戴。」

積み重ねて 時は流れる
あれから沢山覚えたもの全部
歌に紡ぐ 君へ届けと
歌う声が枯れて壊れたとしても

響く旋律に イノチを籠めるよ
ワタシだけにしか出来ない事なの
何十年経っても終わることのない
君がくれたもの 君に返すまで

歌に在る チカラの意味を理解したとき
機械は静かに目を閉じた
言葉にも 想いがこもると君に触れて
「嗚呼とても 素敵な世界です。」

君は もう いないけれど
ワタシは沢山貰ったものがある
だから紡ぐ 言葉にならない
ありがとうの気持ちを響かせるだけ

笑うこと 泣くこと
怒ること あいすこと
こいした 君からの おくりもので

静寂な 世界にいる
ワタシはただ君のそばでうたうだけ
機械から 少しぐらい
君をおんなじ人間になれたかな

響く旋律に イノチを籠めるよ
ワタシだけにしか出来ない事なの
あとどれぐらい歌えば返せるかな
何十年経っても終わることのない

響く旋律に イノチを籠めるよ
君しか知らない 機械だけど
恋していました 愛してました

君がくれたもの 君に返すまで
君のそばにいる 機械として

ずっと……
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