新規登録 ログイン
重ねた日々 離れた日に 巡らない心の季節
rain_dahlia 投稿 - 2013/09/12 更新 - 2013/09/14 2 Comments 688 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
君もどこかで笑ってるのかな
指で辿る季節にまた積もる雪

御伽噺みたいな
どこかで君と出会うのは必然で
目まぐるしく流れる
人ごみ 春霞み 寄り添えぬ季節

特別な約束も
何でもない待ち合わせ場所も
深く記憶に褪せる

期待外れのにわか雨の中
声の消えた受話器の先 積もる時
咲いて乱れた花みたいな恋
指で辿る記憶にああ、積もる雪

白い吐息寄せ合い
徒然に過ぎるすれ違い 目を伏せた
求めてまた壊れて
あんなに何度だって 寄り添えてたのに

凍てついた指先で
春を待てど浮かばない言葉
悲しみの時(いま)を忘れられない

期待外れのにわか雨の中
声の消えた受話器の先 積もる時
咲いて乱れた花みたいな恋
指で辿る記憶にああ、積もる雪

刹那 切なく止まぬ音も無く
頬に伝う涙は落ち 触れる指
君と見てたあの景色はまだ
記憶の中溶けない雪 さようなら

2 Comments

yaki_9yaki_9
2013/09/12
こんにちは、ヤキです。

きれいな言葉で綴られて、とても真っ直ぐな気持ちが伝わります^^
雰囲気で言うならば白い世界の物語のような感じもしました。
退会済み
2013/09/14
Delete
奥ゆかしい雰囲気を存分に醸し出してる歌詞ですねぇ。
言葉の節々に情緒あふれるセンスを感じました。
読み終えた後の余韻こそがご馳走だと思いましたね。

どうか僕の歌詞も見てやって下さいよ。


Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録