時の彷徨に風鈴の音
向日葵小道 そっと夏が動き出した
蝉しぐれが聴こえる 心を擽る様に
これから訪れる瞬間 ひとつひとつ紡いで
流れる汗も拭わず 夢中で君を抱きしめた
彩る景色が変わってく 君と出逢ってから
哀しみさえも 向き合っていくことで愛しさに姿を変えて
言葉は命を帯びて言霊になって 君へと放物線を描くよ
向日葵揺れる そよぐ風は唄う
君と歩いていく未来という道
夏の大空は心地よく熱を奪い 君は嬉しそうにはしゃぐ
僕の横で頭ひとつ小さな君と手を繋いでいくよ
一歩一歩小さくてもいい
君の歩幅に合わせて歩いていくよ
いつでも どんな時でも...
僕がよく遊んでた 場所へ君を連れてく
僕のことを君にだけ知って欲しかったから
夢中で話す君を見て 愛しさは増すばかり
こんなにも好きな人といられることの幸せ
人は背負った傷の分だけ 人に優しくなれるのだと
君を見てて想ったよ 君を大切にしていきたいと
君がとても愛しい
いつも僕の隣には君がいて
笑って過ごして 何気ないことも分け合って
信じることで繋がっていられる 愛し愛されることが全て
君を想う故に時に厳しく 時に優しく想いを注いでく
独りの夜に灯が燈ってく 君というかけがえのない光
僕を照らしてく...
時の彷徨に風鈴の音
向日葵小道 君と手を繋いで...
2 Comments
2010/08/24
ジブリ映画のような風景のイメージを抱きました。
「君」に対する深い愛がひしひしと伝わってきました。
「流れる汗も拭わず 夢中で君を抱きしめた」
「夏の大空は心地よく熱を奪い 君は嬉しそうにはしゃぐ」
夏の暑ささえ「君」と一緒なら「僕」にとっては至高のものに変わるんでしょうね。
恋愛の要素と風景の描写が綺麗に絡んでいるすごく良い詞だと思います。
2010/08/24
まさに夏一色の詞ですね。
向日葵、風鈴、恋愛…夏に楽しめる要素がふんだんに使われていて
読みやすく楽しい詞だと思いました。