作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

諦めるのは　まだ早い
何も始まっちゃいないんだ
退屈でつまらないことだと
たった数日で決めつける

「自分には向いてない」と
言い聞かせ　逃げ続ける
「また新しいことをしよう」
それも長くは続かないさ

　僕は一歩目を踏み出すことさえ
　躊躇っている
　この先に待ち受けている失敗が怖いから
　僕はまだ始まっていない物語を
　終わらせようとしている
　思い通りに進まない僕も世界も嫌っているから

諦めるのは　まだ早い
何も手を出しちゃいないんだ
窮屈で無意味なことだと
怒られただけで決めつける

「自分には不可能だ」と
言い聞かせ　安心させる　でも
「ほかの誰かに任せよう」ってほど
割り切れてもいないだろう

　僕は靴ひもを結ぶことさえ
　うまくできない
　この先に待ち受けている困難が怖いから
　僕はまだ唄ってもいない物語を
　止めようとしている
　誰かと比べて感じるあの劣等感から守りたいから

　僕自身を守りたいから

真夜中の環状線　照らす街灯
浮き上がる感情と　込み上げるもの

ただの言い訳に過ぎなかった
世界を嫌っているだとか　傷つきたくないだとか
自分の真ん中にある大切なものを
壊されたくないから　大事にしすぎていて
崩れそうなくらい　弱くなってしまっているんだ

　僕は自分自身を嫌うことさえ
　本当はできない
　この先に待ち受けている絶望が怖いから
　僕はまだ書いてもいない物語の
　終わりばかりを考えていた
　序章に過ぎない今までを全てだと思っていたから

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