期待…されるのニガテ どっちかっつーとほっといてﾎｼｰ(´ω`)
Loading.上下左右が なくなって
所詮、飛べない構造に気付いた
綱の上には 乗れたって
それ以上 上には 行く術が ない
一寸先も 見えないで
何万年先をも 知りたい くせに
ずっと この目は開いてて
同じ眼差しに ずっと見られてる
勇敢なんて 言わないで
此処に立つ理由は とうに失くした
賞賛なんて 可笑しくて
誰にも見せない 泣き顔に 気付く
数cmの足場には 絡み付く 好奇色の視線
きっと最期は都合の良い
奇跡が起こる だろう
上手に僕は 宙を歩く
一杯の不安で バランスを取って
器用な僕を 笑ってる
一抹の不安が 歓声 煽って
数cmの綻びに 染み込んだ 偏屈な哲学
きっと最期に起こるだろう
その奇跡に 怯えてる
道化師のように おどけて魅せて 屈託なく 笑ってみる
ただ滑稽に ただ不器用に
ルールのない 綱の上
僕は素顔を 白い模様に 塗り上げて 笑っている
然も楽しげに 然も得意気に
誰の期待にも 応えない
網膜に暗い天井
子供のように 頭に角を 生やしては 喚いている
とても器用に とても自在に
転がらない 玉の上
獣のように 柵を挟んで 檻の向こう 叫んでいる
ただ饒舌に ただ雄弁に
その姿が 言葉になる
道化師のように おどけて魅せて 最期には 笑えている?
然も楽しげに 然も得意気に
歓声は 鳴り止まない
所詮、飛べない構造に気付いた
綱の上には 乗れたって
それ以上 上には 行く術が ない
一寸先も 見えないで
何万年先をも 知りたい くせに
ずっと この目は開いてて
同じ眼差しに ずっと見られてる
勇敢なんて 言わないで
此処に立つ理由は とうに失くした
賞賛なんて 可笑しくて
誰にも見せない 泣き顔に 気付く
数cmの足場には 絡み付く 好奇色の視線
きっと最期は都合の良い
奇跡が起こる だろう
上手に僕は 宙を歩く
一杯の不安で バランスを取って
器用な僕を 笑ってる
一抹の不安が 歓声 煽って
数cmの綻びに 染み込んだ 偏屈な哲学
きっと最期に起こるだろう
その奇跡に 怯えてる
道化師のように おどけて魅せて 屈託なく 笑ってみる
ただ滑稽に ただ不器用に
ルールのない 綱の上
僕は素顔を 白い模様に 塗り上げて 笑っている
然も楽しげに 然も得意気に
誰の期待にも 応えない
網膜に暗い天井
子供のように 頭に角を 生やしては 喚いている
とても器用に とても自在に
転がらない 玉の上
獣のように 柵を挟んで 檻の向こう 叫んでいる
ただ饒舌に ただ雄弁に
その姿が 言葉になる
道化師のように おどけて魅せて 最期には 笑えている?
然も楽しげに 然も得意気に
歓声は 鳴り止まない
8 Comments
2013/06/19
あえて言うなら、１〜４連目ですべてが完結しているような・・・あくまで想像ですが、９連目以降の展開は苦労されたんじゃないかと感じました。それくらい、前半部分が好きです！！
2013/06/19
ボキャブラリーが豊富で、しかもまとまっていてじっくり読みたくなる詞でした。
サーカスというテーマをここまで膨らませられるところが悠月さんだなぁと思いましたw
観客というプレッシャーの塊、迫るような黒い天井に心を押しつぶされながらも、白塗りのピエロのように楽しくなくても常に笑いながら危なげなタイトロープの上を器用に、奇妙に渡る一人の男を想像しました。
突き刺さるような眼差しに目を伏せたいけど、綱を渡るには目を開けながらしか渡れない先の見えない暗い場所はその男の人生の舞台なのかなとも思いました。
Goodですね♪
2013/06/19
実はこの作品、完成に1年以上掛かってるんですw
とゆーのも書き始めた頃は
書いてる自分自身がこの主人公に共感出来なくてですね
まったく言葉が出てこなかったんです
最近仕事で後輩が出来て、割り振られるノルマやこなす仕事量が増えてきて
少しづつこの主人公の気持ちが分かるような状況になってきて
ようやく書き上げる事が出来ました
改めて、自分の中にないものって書けないんだなぁと
気付かされた作品です^^
だから気に入って頂ける箇所があってよかったです
ありがとうございましたー
2013/06/19
これ自分で書いてはみたものの凄く伝わりにくいだろうなと思ってたんですが
ちゃんと解釈頂けて嬉しかったです^^
失敗したくても失敗できない
責任とか体裁とかどーしても付いて回るものを
サーカスをネタに書いてみたくて
「一寸先は闇」
けれどそこに踏み込んでいかざるをえないのが人生
なんつってw
2013/06/19
『言葉の選び方や言葉そのものの意味で雰囲気から醸し出す世界観』
いやーこれ嬉しいです♪
世界観は凄く大事にしているので
「伝えたい事」はもちろん作品内に込めてるんですけど
自分はそれが100%読み手に伝わらなくてもいいかなーと思っていて
読んでくれた方に好きなように解釈して頂いて
どこか1箇所でも気に入って貰える部分があったなら
その作品は書いてよかったと思えますし^^
でもきちんと解釈してもらえたらこれ以上嬉しいことはない(*´∀艸)
ありがとーございました
2013/06/20
迷いなくGoodを押させて頂きました！
一年かけて書いた作品は素晴らしいですね
人間の感情は複雑で繊細なものですが
この詞はそういったものを言葉をつかって
絵にしているような表現力ですごいです…！
勉強になりましたm(_ _)m
2013/06/21
迷いなくGoodって嬉しいです
ただ一点だけ訂正させて頂きたく…
コレ「1年かけて書いた」ってわけではなくてw
正確には当初書けなかったから
「1年間ほったらかした」ってゆーのが正しいんです(;￣∀￣)
素晴らしいと言ってもらったところ、申し訳ないww
＞人間の感情は複雑で繊細
そー言われて思ったんですけど、自分で書いておきながら
この物語の主人公、本当に最期、綱を渡りきったんだろうか？
とか考えてしまいました
この男が最期に聞いている「鳴り止まない歓声」は
本当に「歓声」なんだろうか…とか
我ながら奇妙な作品になったなーと
まなもさんから頂いたコメで改めて思いました
どもありがとですー♪
2013/06/23