作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

そっと呟く
おとぎ話の先
貴方は私に問いかける･･･
(それを)幸せと感じた

見慣れた景色は色を持ち
心を惑わせる
愛されればどれ程良いか

おとぎ話その先に思う事はある
だけど･･･何も答えられない

ねぇ･･･私を見て･･･

愛は灯され続けた?
それとも費やされた?

必ず結ばれる運命の二人
少しだけ(おとぎ話に)嫉妬していた

見ているだけで良かったのに･･･
手を繋ぎたいと願ってしまう

もしおとぎ話なら私の恋も叶うかな?

初めて抱く想いが
私の心に絡みつく
貴方に伝えたくて･･･
宵闇に枕染める

物語と知りながらも
達した愛に憧れる

語りが終わる頃には愛が灯され
仲睦まじく暮らす
姫と私を照らし合わせ
優しい嘘を待つ

されど答えは来ない

やっぱり私は臆病だ
進む事も出来ず
戻る事も出来ずにいる

花びらが舞い踊る
これが最後なのに
一歩も踏み出せない

初めて愛した人なのに
想いも伝えられず
初めて愛した人が消える
桜舞い散るこの季節に･･･

初めて抱く畏怖が
私の心に住み着く
｢無駄な事だ｣と大きく囁く
始まる前に終わる
おとぎ話

日輪に輝く桜の木に
一人ぼっちの私

愛した人が
初恋の人が
私の前から消えた

至極当然と

小さな胸に灯した
愛が一つ一つまた一つと消えていく
おとぎ話ではありえない終わり
白紙の物語には何も書かれない

明日なんて来なければ良いのにね･･･

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