作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

朝風に靡く髪と
空虚に満たされた私心

あの時出会わなければ･･･
貴方と恋をしなければ･･･
憾み言の雨

手を握り
頬を染める二人
許されぬ恋

夕日が沈みやがて月が昇る

｢貴女…｣
｢嗚呼　貴方…」
今宵でさよなら

あの月が沈むまでが最後の刻
永久に咲かない二人の花
相思相愛など存在しない

戸惑っている愛を突き放し
彼女は踊る
愛し愛される事を知らぬまま
仮面を付け踊ってる

愛する事はもう無い

青い鳥が飛び立つ
暁に輝く向こう側へと消えた

どんな数の人が居ようとも
君だけはすぐに見つけられる
それほど愛しい人

愛が途切れようとしている
嫌だ!何で?
陽が昇り辺りを照らす
｢最後ならそれでも良い　君に会いたい･･･｣

今生の別れを告げるべく
彼は進む
愛しい君を見てしまい
言葉が詰む

それでも貴女の幸せを願い
己を殺す
彼の幸せは今消えて終わる

きっと月を見るたび思い出してしまうだろうな

この世界は不平等で幸せなど在りえない
失ってから気付く
もう遅い

｢好きで　好きで　誰よりも好きだった｣
当たり前だと思っていた事が幸せで
｢失って　傷付いて　誰よりも悲しんで｣
あなたを悲しませたくないから仮面を被ろう

あの月が沈むまでが最後の刻
永久に叶わない二人の幸せ
相思相愛など存在しない

時も月も止まらない
さようなら愛しい人
明日はどっちだっけ?
沈む月に問いかけた

誰も彼も皆
仮面を付け踊っている
月はとても優しく笑み
見守っている

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