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2ヶ月前から真剣に生と死について考えた結果、幸せについて悟ったおでん君です。 何卒宜しくお願いします。何か知らんけど1157文字です。
退会済み 投稿 - 2013/02/22 更新 - 2013/04/23 1 Comments 773 Views
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貴方達が知っている幸せと欲を混ぜてみた結果!

何も変っていなかった・・・

ゆらりゆらりと
風に荒ぶられ戦ぐ手弱女
(それが彼女である)

虚ろな瞳は一点を
凝視しながらも覚束無い足取りで歩く
(それは彼女だった)

吊るされる前の子供「真ん丸のお月様!」
そこいらの群衆「さぁ!さぁ!お召しされ!お召しされ!」

宙ぶらんりんりんり~ん!

ゆられゆられ
風が止む間も戦いでいる
ホラホラ見ちゃいけませんよ!
ホラホラ見なきゃいけません!

あ~あ~あ~あ~
何を探そうとしてたんだっけ?
(忘れたフリをしている!)

これが聞くに堪えぬ
畜生と言う獣ゆえか

ああああ!月に笑われてる!
皆が私を笑っているのよ・・・

嗚呼 終に見つけた
幽光の指し示す場所を・・・
それが貴方でした

『見つけた』

会えたその幸せに包まれて
卑屈な笑みを零す
追い求めてた光を手に入れた玉響
人知れず影法師が震える

幸せになりたいの・・・
無垢な気持ちで
欲に塗れながらも問う

軋む心=壊れる心

追い求めていた光を手に入れ独り笑う

陸離に照らされていた物を見つけたとき
光に照らされ己の姿を見つけてしまったとき
それはそれはとても愉快な事だと思わないか?
手に取った幸せは手に触れると瞬く間に見えなくなり
また違う形となって現れ
また触ると消えた

先も未来も幸せも愛も世界も分からぬ

何かが軋む音が聞こえる
心か?体か?
それは地面に擦りつけながら赦しを乞う眼で見た
あぁ・・・幸せが
少しずつ消えてゆく

傾きながら軋む歯車の運命

吊るされた子供「・・・・・・・・」
そこいらの群衆「あれれ?あれれ?踊りも歌も止まっちゃいましたね!」
次に吊るされる子供達「ざんねん むねん またまた らいせでおあいしましょう!」
そこいらの群衆「さぁさぁ!お次はどなた?」
自称悟りを開いた者「死んだ先にある幸せを願う愚者共よ!」

『誰があると伝えた?』

ただ私は認められたくて・・・
飾りけない家に光が欲しくて
月よ星よ聞こえているか?
お前達は天道に似ても似つかない

幸せの形も愛の形も
全てがここにあって
決して触てはならない
これは眺めるだけで・・・

あぁ触れてしまった

消えた幸せが!
消えた愛が!
いつも大事に扱っていたはずなのに

誰も居ない
暗い部屋に孤独が待っていた
どす黒い物が落ちていた
それは心と呼ばれていた

もう何も戻らない
何も残っていない
幸せの残骸が横たわり
私だけを残して消える

幸せとは何か?
愛とは何か?
誰も教えてくれない
人生と同じ

それなら!
これを幸せと呼ぼう
私はこれを愛と名付けよう

両手に一杯の花を携え
墓標とは思えない
石ころに手向けて

ホラホラご覧下され
あれこそが可哀想な面白な者だ
掴んだものが何なのか分かっていない
可愛そうな奴だ

誰かが教えてくれた
幸せの形がホラ!
こんなにも醜いほど歪んでいる

(もしもし幸せとは何でしょうか?)

眼では見えずともそこにあり
当たり前の事を幸せと呼ぶのでしょう

私が知っている幸せと欲を混ぜてみた結果!
結果結果結果嗚呼あああああああああああああああ

1 Comments

hatterhatter
2013/02/23
『吊るされた子供「・・・・・・・・」
そこいらの群衆「あれれ?踊りも歌も止まっちゃいましたね!」
次に吊るされる子供達「ざんねん むねん またまた らいせ!」
自称悟りを開いた者「死んだ先にある輪廻転生に酔う愚者共よ!」』
これは詩の表現じゃないですよね。

これって詩というよりも小説なんじゃないですか?


作者の一行コメントに「幸せについて考えた結果 案の定おでん色に染まりました。」と書いてあり、タグにも「おでん君」と書いてある。
おでん君自体は弟が見ていたので知っていますが、この詩がおでん君なのがいまいちわからないですね。
もっと言いたいことを凝縮してみてもいいんじゃないかと思いました。
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