タンポポに塗れて 笑った君の
最後の姿 忘れてしまったよ
空想に溺れて 眠りについて
そこで笑えたら そのまま帰れなくなるよ
君がいる それだけで
どれだけ助けられたんだろう
僕がいる そんなこと
ひとつも意味はないのに
目が覚めたら 夜が顔を出して
朝が来る前に また会いに帰るよ
現実を置いて 暁も塞いで
そこで待っててね 今すぐ僕も行くから
君がいる それだけで
どれだけ助けられたんだろう
僕がいる そんなこと
ひとつも意味はないのに
最後の笑顔から 季節も流れて
時間も止まってくれないよ
記憶に紛れて 君が消えないうちに
僕から会いに行くから 笑って笑って
2 Comments
2013/01/07
幻想的で言葉の選び方が素敵な詞だなぁと思いました^^
サビの部分がシンプルなのが「僕」の心の虚しさを表して
いるようで、聞き手にひしひしと伝わってきました!!
2013/02/23
時間も止まってくれないよ
記憶に紛れて 君が消えないうちに
僕から会いに行くから 笑って笑って」
この最後のフレーズいいですねー
僕の中で、この詩の解釈は
最愛の「君」が死んでしまって、涙も枯らしていたはずなのに
それが徐々に「記憶」というパズルの一つのピースになってしまうことを
嘆いている、というものだと思いました。
この解釈が当たっているか当たっていないかは別にどうでも良いのですが、
この解釈が当たってていると仮定すると、最後の
『僕から会いに行くから 笑って笑って』
というフレーズはなんとも言えない恐怖を感じますね。